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※順不同・敬称略

  • 「なんて壮大なファンタジーだ」と思っているうちに、「やっぱり自分の中の小さな物語だ」と気づき、最終的には「小さな自分の中にある壮大な宇宙だ」という結論になりました。幸福感に包まれます いくえみ綾(漫画家)
  • 少年の大人になっていくとまどいの目、少女は宇宙からこの役の為に来たみたい、草彅さんはますますステキ。西加奈子さんの世界が映像になって、私もこの中にいたい、と思いました。 吉行和子(女優)
  • 子供から大人にスライドしていくとき、誰しも「人間」が下手くそだった。でも、大人だからうまくやってるふりして実は今も相変わらず不器用。いやむしろ大人の方が。そんなモヤモヤもぬるっと受け入れて明日から背伸びをやめれる。そんな最高のおはなしです。川島明(麒麟/お笑い芸人)
  • 子どもの頃ってがむしゃらに悩んだなぁ。でもソクラテスだってプラトンだって悩んで大きくなったんだもんね。みんな一緒。「ああなりたい」「こうなりたくない」なんて好き勝手言っていた“子供”の自分から、今の“大人”の私はどう映るんだろう。 いとうあさこ(お笑い芸人)
  • 世界に立ちすくんでいた10代はじめの自分を連れて、もういちど観に行きたい。果てしない宇宙と、その優しさに触れに。今日マチ子(漫画家)
  • ファンタジーなのかと思わせておいて超リアル。人の影響。人の成長。人の救い。最後まで引き込まれました! 棚橋弘至(新日本プロレス/プロレスラー)
  • 人を許すということ、他者を受け入れるということを、ささやきみたいな小さな声で教えてくれる映画でした。 狗飼恭子(作家・脚本家)
  • 空の色や。落ち葉の色や。光の色から感じ取れるのは、淡く、儚い恋のような、夢のような一瞬一瞬でした。この映画を見ながら飲むコーヒーの味わいを色あざやかにしてくれるやさしい作品です。 小関裕太(俳優)
  • 少年と少女の一挙手一投足を見ているだけで胸が高鳴り、二人が走り出したとたん、この先の読めない奇想天外な物語を、完全に信じ切っている自分がいる。これが青春であり、これが映画なのだ。黒沢清(映画監督)
  • 揺れ動きながら、変わりつづけることは、奇蹟であり素敵。永遠ではない人の心のなかにこそ、永遠が宿る。私はこの映画を通して、その奇蹟をたっぷり味わい、あたたかな充実感に浸った。俵万智(歌人)

全国の書店員コメント

  • 破壊と再生。生と死。自分と他人。相反するものは実はお互いのその先にあるもの。
    なんだ、そんな単純なことなんだと、すとんと思えた。
    生きていくうえでぶつかる無数の悩みも困難も、バラバラとほどけていく。
    忘れたくないけれど指の隙間からこぼれ落ちてしまっていた感情や思い出が、あたたかく降ってくる。
    無数の光の粒を浴びて、最後には幸福感でいっぱいになる作品だ。

    兼森理恵(丸善丸の内本店)

  • 子どもから大人になっていく主人公が良く映し出されています。田舎町、今でも存在する温泉街が描かれており、親しみ易さを感じます。ストーリーは現代版かぐや姫のようです。幻想的でもあり、ファンタジックも味わせてくれます。

    子どもの本 青猫書房

  • ソワソワ、チクチク、ドキドキ、ムズムズ、スンッとした気持ち。子ども以上大人未満のフワフワとたよりなかった頃の自分にいつの間にか戻って、まく子達と一瞬一瞬を全力でかけぬけたような素敵な時間でした。まだ、もう少しだけこの気持ちでいたいな…。…そうだ、お家で「まく子」を読もう。

    松下裕子
    (八重洲ブックセンター 石神井公園店)