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まく子
まく子
まく子

信じること、与えること、受け入れること、そして変わっていくこと―― これは、誰しもに訪れる「奇跡」の物語。

小さな温泉街に住む小学5年生の「ぼく」は、子どもと大人の狭間にいる。
ぼくは、猛スピードで「大人」になっていく女子たちがおそろしかった。
女の人とみれば、とたんにだらしなく笑う、父ちゃんみたいにはなりたくなかった。
だから、否応なしに変わっていく自分の身体に抗おうとしていた。

そんなとき、コズエがある日突然やってきた。コズエはとても変で、とてもきれいで、なんだって「まく」ことが大好きで、そして彼女には秘密があった…。

閉ざされた小さな町に、少女は何をまいたのか――

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